スタッフ

今年のデコ・ボタニカルはスタッフ人数が多く、

週1−2回のボランティアスタッフも入れると総勢5名。

私たち2人を加えて7名で運営している。

ボランティアといってもデコ・ボタニカルのボランティアスタッフには、
朝のミーティングも一緒に参加してもらい、ほぼスタッフと同じように全てを共有する。
ボランティアもスタッフも同様に刺激しあいながら、
そこから「何か」を感じ、学びに結びついてくれることをお互いに期待しながら。
そして、毎週火曜日の夜は賄いディナー。
デコ・ボタニカルにとって火曜日は週の最終日、冷蔵庫を一新しながら週替わりの担当が
残り物の食材や更新したい在庫を使って献立を考え、みんなが手伝いながら作る。
これがとても美味しい ! そして、時折デコ・ボタニカルメニューへ昇格されることもある。
同じ残り物食材を使っても作り手が変わればこれだけ発想が変わり、
美味しくリメイクできるってすごい。
この日はスタッフが長野で育てたそばを粉にして作ったガレットとそばの実サラダ。
贅沢な 一品!
スタッフによってはきっと何日も前から構想したり、
アイデア無いままギリギリで誰かの知恵に助けてもらったり、
いろいろな事が垣間見えて面白い。
そしてとにかく、一緒に食事する時間は美味しくて楽しい。
火曜はみんな少し帰りが遅くなってしまうけれど、こうゆう時間を大切にしたい。
こちらは、カフェメニューの残りを上手に使い切ったパエリア風 !
敷地内に住む私たちに許されるお酒も。
来年はまたスタッフが入れ替わり、新しい風が吹いてくれることを期待して、
続くと良いな、こんな笑顔。

型はいらない

デコ・ボタニカルはカフェなのか、造園業なのか ?

この質問は結構よく投げかけられる。
この質問の趣旨はきっとこうだ。
造園屋がカフェを運営しているのか、飲食店が自庭を作っているのか ?
そして、、もう1つ良く質問されることが、
以前の職業と、資格の保有。
私はこの質問を受けるたびに、
「多くの人は、何かを落とし込むためには、型が必要なんだろうな」と解釈する。
私たちが移住前は全く別の業種からの転職であり、
どこかで開墾の学びもしないまま2000坪を開墾してきたこと、
飲食店に勤めた経験が無いままカフェを開業したこと、
造園業の資格もなくガーデンを作っていること、そして、
デザイン学校を卒業したわけでもなく空間デザインを請け負っていること。
しかし、私はいくつかもの貴重な仕事経験を経て、そしてたくさんの趣味や友人を
通して積み上げてきた引き出しがあり、自分の好みを知っている。
知識は常に現場から学び、ここへ来てからもすでに10年以上経つ。
森を開墾してそこに住み、毎日土と触れ、空気や香りをまとい、
植物を観察しながら日々を暮らしている。
今は植物が好きなスタッフも加わり、彼女の
知識も加わってさらに大きく前進する。
中途半端な気持ちでは作り上げてこられなかったこの空間には
カフェとガーデンの両方があってデコ・ボタニカルとして成り立つ。
カフェも食事・パン・飲み物・デザートと、全て自家製に拘ってここで
作り、アップデートし続けられるよう努力を積み続けている。
そう、シェフではないのに・・・。
ガーデンも同じく、私はガーデナーではない、でもガーデナースタッフと
知識と経験と情報を共有しながら毎年同じ庭をキープするのではなく、
進化する空間としてガーデン作りを進めている。
私にとって大好きな植物は子供の頃から身近にあり、ガーデンも空間の1つ。
毎年訪れてくださる方が、来るたびに違った印象を持ってもらえれるような
場所でありたい。
他のどこにも無いような空間であり続けるため。
そして、この空間を気に入ってくださる方がいれば、私たちに庭作りや、
空間造りのオーダーをください。
きっと、理解したい為にはどこかの卒業生であったり、肩書や資格の保有者で
あって欲しいのだと思う。
やっぱりそうだよね ! デザイン学校卒業していたんだ、
そこで造園も学んだんでしょ ?
ご主人がお料理人経験者だったんでしょう ?
でもどれも本当に好きな空間を作りあげたくてやってきた線上に
点として存在する。
点と点が繋がってデコ・ボタニカルがあり、線がどんどん伸びていく。
肩書や資格はないけれど、ここを気に入っていただければ
それが私たちの肩書になる。
ここを見てもらう以上に皆さんを納得させる「何か」が必要ですか ?
私はずっとそうやって生きてきた。
時折、「どうやってここまで作り上げられてきたんですか ?」と
質問される。
答えはシンプル、本気で根気。
「本気になって、根気よく続ける」これに尽きる。
やりたいことに対する根気、本気で続ける覚悟ありますか ?
夫が時折毒づく「こんなこと出来ねーよー。教えてもらったことないもん。」
の、言葉にも負けずに・・・。
二人のパフォーマンスを少しずつ上げてきた。
私は肩書や資格が必要ないとは言ってない。
学びはあればあるほどいい。
しかし、学びばかりしていて、実体験をしていない人が多くはないだろうか。
机上で勉強しても、人から話を聞いても、自分自身でやってみなければ
それは本当の知識とはならない。
教えてもらったことなくてもやりながら覚えるんだよ。
受け身で生きるな !
自分がいいと思ったら自分を信じる。
と、自分に言い聞かせて、答えはすぐには出ない。
そうやって生きてきた。
今までの仕事も現在も。

ありがとうございます !

映画告知を7月末にし始めて、たった半月でご予約が満席になるなんて !

本当に嬉しいです。

みなさんがこの映画に興味を持って下さってありがとうございます。
感謝しかありませんが、本当に喜びをきちんとお伝えするべき日は上映当日ですね。
ピット氏の世界観が伝わり、そこを通過してデコ・ボタニカルガーデンをより良く
知って頂けるように、慣れない上映準備を頑張ります。
先のブログでも触れたようにこの映画を観た時に、ぜったいデコ・ボタニカルで
上映したいと強く思いました。
そうとは言え、本当に70名もの方が来て下さるのか不安でしたが、
やってみるしかない ! とスタッフ一同、慣れない作業に懸命になりました。
満席後もせっかくのお問い合わせに、急遽夜の3部を設定し、定員100名と
増やしました。
夜の会は月齢 27.4、闇夜でガーデンの植物は見えなくなりますが、
暗闇に浮かび上がるデコ・ボタニカルもなかなか見られない雰囲気の中、
夜スペシャルなお迎えをお楽しみに !
ぜひピィト氏の世界観を私たちと共有してください。
まだまだ夜のお席はご用意できます。

JUGEMテーマ:イベント情報

ドキュメンタリー映画

今年の1月20日、あるドキュメンタリー映画を観るために、何年かぶりの横浜に

行った。

観終わった直後には、この映画をデコ・ボタニカルでも上映したい ! と、初対面だった
主催者の方とお話ししたものの、本当に叶うのか、そしてそれにはどんな準備が必要なのか
分からないまま数か月が過ぎる。
そのドキュメンタリー映画のタイトルは、
【FIVE SEASONS THE GARDENS OF PIET OUDOLF】
横浜の上映会は大盛況で、400名もの人が全国から集まり、夜は懇親会にも出席。
全国からガーデナーやランドスケープ、建築関係、植物にまつわる仕事をされている方が
参加してとても有意義な夜でした。
その会を設定し日本で映画の主催を現実にしたのは「プラテンシス」という会を立ち上げた
メンバーの方々で、関東エリアで幅広く活動されているガーデナーの方たちと東北で苗栽培
をされている方で構成されている。
日々の仕事も相当お忙しい中、じっくり構想を練って努力を重ね、実現に至ったと想像します。
その日、私とスタッフはいい刺激を沢山もらい、今年のデコ・ボタニカルを3月からリスタート
させて温め続けた上映会の開催実現は6月あたりに一気に動き始めた。
プラテンシスの方々には北杜市まで足を運んでいただき、監督に申請して許可が下り、
今秋の上映会準備を進めている。
この映画はオランダ人のガーデナーのドキュメンタリーで、植物に携わる私たち
のような職業の人だけでなく、一般の方にもお勧めしたい映画である。
それは、物事の切り取り方、角度など、今まで気づいていなかったものとの出会い
方のいいきっかけになると思うからである。
私はいつも身近な植物に惹かれてきた。
毎日の散歩や、山登り、車で走り抜ける道端など、みんなの目にも触れているはずのモノ。
その身近な植物を丁寧に集めてデザインして植栽したり飾ったりすることで、より美しく
感じてもらいたいと思う。
ピィトさんの世界観も植物とそんな付き合い方をしているように思えて、とても嬉しく
共感した。
デコ・ボタニカルではすでに募集も始まりました。
この機会に植物との付き合い方だけでなく、身近なものとの出会い方のきっかけとして
映画を一緒に観ませんか ?
*詳細・ご応募方法は

 

こちらから
JUGEMテーマ:イベント情報

北海道、ガーデン視察の旅と吉報

森の開墾を始めてから10年、毎年膨大な作業を積み上げて森の再生をしてきている

デコ・ボタニカルガーデン。

2,000坪の敷地には昨年秋、ビオトープも作りさらにこの先を見据えてより良く

するためのヒントを探しに北海道に行こう !

と、スタッフのあきちゃんと気になる所をマーク。

6月末のこと、店はお留守番組にお任せして3日間の猶予をもらいました。
目的は2つ。
1つ目は、ここ数年特に大型植物を探していたけれどなかなか出会えず。
日本の小さな庭で育てることは難しいと嫌煙されがちな大型植物、
北海道でなら探せるかも、と思い立ったのが旅の始まり。
2つ目は、人気のガーデンはどのような運営方法をとっているのか自分の目で
確かめたかったこと。
行ってみたいところは広範囲に点在、レンタカーで650キロ移動しながら
九つのガーデンと森を視察。1つ1つのガーデンが、それはそれはもう広くて !
朝食、昼食も、食べる時間も惜しみつつ、3―4時間づつ滞在して移動を繰り返す。
1日目 帯広空港 → 大森ガーデン →  十勝千年の森 → →千歳ホテル滞在 
    (夕食は千歳の海鮮亭ととや ←おススメ)
2日目 千歳ホテル → イコロの森 → 風のガーデン → 旭川滞在 
    (夕食は旭川 ジンギスカナ大黒屋 ←ジンギスカンの概念覆すほどおススメ)
3日目 旭川ホテル → あさひかわ北彩都ガーデン → 大雪の森のガーデン →
    上野ファーム → 旭川市北邦野草園 → 旭川空港
ガーデン視察の旅だったけど、やはり今の、私の心に一番響くのは園芸種でなく山に
咲く自生植物。
最後に行った旭川市北邦野草園は飛行機の時間ギリギリで滞在1時間、でもここでは
もっと時間がほしかった! 素晴らしい場所なのに人は殆どいない。
九つの庭と森を巡り、ガーデンに留まらず隣にある自然な森の中に自生している植物に
目が向き、知らない植物、特に大型の植物に出会えたことは一番の収穫でした。
そして、人気のガーデンでからのヒントを生かすことが出来るようにさっそく
デコ・ボタニカルのセンターガーデンのイメージデザインを書いています。
北海道ガーデンには足元にも及ばない広さだけれど、デコ・ボタニカルガーデンも
それなりに広くて、森も有る。
今回出逢った大型植物の「ヨブスマ草」と「オニシモツケ」
「アンジェリカ ダフリカ」「ポドフィルム」など。
何年か後にはきっとデコ・ボタニカルの森でご紹介したい。
運営方法の模索は続くけど、どこも限られた人数でメンテナンスをされていた。
そして、北海道滞在中、吉報が入った。
1月末に横浜で見た、オランダ人ガーデナー  ピィト アウドルフ氏のドキュメンタリー
映画をデコ・ボタニカルで再上映する許可が下りたのでした。
ご興味ある方は下記の予告編をご覧ください。

【映画】 FIVE SEASONS 予告編(日本語字幕入) https://youtu.be/FHdwzBmseTo

この上映会に関する詳細はホームページでアップしていきます。
ナチュラリステックなガーデンが好きな方は必見、さらに植物にまだ触れたことのない方
にもいろいろなモノの見方のヒントが得られる映画である。
多くの方に観てもらいたいのでしっかり計画していきます。
こちらもぜひお楽しみに。

JUGEMテーマ:ガーデンデザイン

山登りの時間

先日のお休みはとてもいい時間を過ごした。

ずっと、スタッフと一緒に山に登りたかったけれど、2年前に両膝の手術をした
私は登山を長い時間お預けした。
ようやく少しずつお預けを解禁し始め、1か月ほど前に提案してようやく決めた休みの日、
雨予報になって諦めかけていたけれど、結果的にとても良い登山日和になった。
初心者もいたし、私も万全では無いため店から近くて、工程3-4時間程度の登山にした
けれど、植物好きの私たちにはとても充実した山登りと植物観察の時間。
少し歩いては立ち止って植物に触れたり、屈んで葉の裏を覗きこんだり、
とうとう朋さんから、「このままだと今日中に下山出来なくなるよ。」と
声が掛かり、みんなで苦笑しながら先に進むのでした。
霧が出たり、晴れ間が出たり、頂上からは富士山も拝め、開けた笹林が綺麗な場所を通ったと
思えば苔生した道もあり風景に富んだちょったしたいい登山道。
さるおがせ(猿麻薯)がカーテンのようにたくさんいる森を初めて見た。

一緒に山を歩き、植物や風景を共有する時間を持てたこと、みんなに感謝する嬉しい休みの過ごし方。